「非正規介護職員ヨボヨボ日記」を読んで、思ったこと

介護

「非正規介護職員ヨボヨボ日記
当年60歳、排泄も入浴もお世話させていただきます」
の本を読んだ話

家の介護事情

私は、要介護3の母を介護をしている。

認知症の症状がすすみ
最近では
立つことはできても
足が出なくなり、歩きづらい。

本人は
身体を動かしたいという気持ちは
ありそうだけれども
どうしていいのかわからないらしい

なので、
椅子にすわる
トイレにいくのも
車に乗るのも
介助が必要です

母の利用している
デイサービスでの送迎で見ていると

経験が豊富な介護職員さんは
スムーズに車に乗せますが、
経験があまりないと
車に乗せるのも一苦労

私自身、
母と毎日関わっていますが、
体力勝負だと思っている

デイサービスの利用

通っているデイサービスが
廃業になるので、
新しいところを探していまして

そこで、先日
デイサービスの体験を利用しました。

朝、年配の男性の方が
送迎にきました。

きちんと確認をしたわけではないのですが、
定年退職した後、
介護業界に来たのではないかと。
そんな雰囲気。

ただ、
やはり不慣れなために
なかなか母を車に乗せることができません。

1つ目の体験したところは
60過ぎの男性職員が3人がかりで
母を車に乗せていましたし、

2つ目は介護を知らない。
70近い運転手が
満員電車に押し込む駅員のように
ぎゅうぎゅうと押して
母を車に乗せている

そんな様子を見て、
利用者の家族として、
いい気はせず
イライラしてしまった

この本を読んだきっかけ

そんな中で
この本を見かけ、
色々と都合があるんではないかと。
そんな風に思ったわけです。

ならば
ちょっと覗いてみようということで
読み始めました。

あらすじ

この本では真山という主人公が
60歳を過ぎ、介護の世界に入った。
元々は会社経営をしており、
訳あって、会社をたたみ
借金を返すために働くことになる
そこでの老人ホームでの話

この本でわかったのは

  • 施設のこと
  • 介護職員の思い
  • 職員と職員、職員と老人とのかかわり

介護職員の方が
どんな仕事をしているのか?
年をとると
どんなことになっていくのかもわかってきた

感想

話のながれのなかで
自分が高齢になったときのこと
人の最後というものを、
何度か考えた。

我が家も施設を
考えたことはあって
施設に入れてどうなるのか、
どういうところかも
よく分からなくて、
踏み切ることができませんでした。

小説ではなく
聞いた話ではなく、
その人本人の体験談というのは
やはり参考になることが多い

自分の思うようにいかなくて
イライラしたけれども
それぞれに立場があって、その立場を知ると
ちょっと、優しくなれる

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

 

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