認知症介護の食事ー要介護3母の場合

介護

在宅介護をしていて
困ることの一つに食事があります

食べてくれない
噛みずらそうに食べる
食事に時間だけがかかる

ちなみに
実際のところ
朝も夜も
食事は1時間です。

正直なところ
これだけでもストレスだったりもする

相手が
これが嫌だ、あれがいいと
説明してくれたら
わかりやすいのですが
ひたすら無言

認知症で
わかっていても
言葉にできないだけ
なのかもしれませんが

なので
正解はわかりません

きれいに食べてくれたら
美味しかったんだな
残していると
どうも違っていたらしい

ひたすら
観察、観察

 

朝食

2024年9月のある日の朝食

パン ゆでたまご ぷちとまと きゅうり さつまいも スムージー

朝食時のポイント

フォークをつかう
飲み物はカップで
パン食

朝は、ボーっとして
動きも鈍く
調子がよくないことがほとんどです

箸が持てないので
フォークを活用

食事の介助なしで
みずから
フォークで刺して食べられるように
並べてだしています

嚙み切れないので
一口大の大きさ

朝のごはんは
なぜか
口に蓄えてしまうことが多いので

歯磨きをする際に
口の中のものを出すのに
大変なので
パン食にしています

 

夕食

2024年9月のある日の夕食

豚肉の甘辛炒め ポテトサラダ かぼちゃ プチトマト 小松菜とちくわのきんぴら ごはん 八宝菜

夕食時のポイント


ストロー
ごはん
しっかりお肉
炒め物

食材はやわらかく
一口大の大きさに

お肉を多めでタンパク質がとれるように
煮物よりも炒め物

夕食はごはんです。
汁物は介助が必要になるので
だしていません。

食材は、一口大にして
食べやすさもそうですが、

箸でもつまみやすいように
口まできちんと
運んでいけるようにと
気を付けています

お茶はストローで飲む

姿勢が
前のめりになってしまったので
後ろに反ることが
なかなかできないんです。

なので、
コップから直接に飲む
ことが難しくて
ストローです。
これだと、ごくごく飲んでくれます。

 

在宅介護の食事で、注意してること

・本人が食べやすいように
やわらかく
食べやすい大きさ
食材が取りやすいよう盛り付け

・いつまでも体を丈夫でいてほしいので
タンパク質が取りにくいので
野菜よりも
肉や魚、卵、大豆が取れるようにしています

・大事な水分摂取
お茶を
なかなか飲んでくれないので
水分量の多い
野菜や果物、ゼリーを活用することが
多いです

・一皿に盛るのは鉄板です
この分が自分の分だよ
とわかるようにしています。

認知症の人は
周りが見えなくなってしまうようで
目の前のことは
認識してくれます

小鉢でも出す分はあるのですが、
放置されて
何もいわないと
手つかずのことが多いのです。

・できることは自分で
母は介護拒否をしません
むしろ誰かの手を待っているようで

一度、介助をしたら
介助を待っているときがありますから

食事介助をしなくてもいい
仕組みつくりを
意識しています。

自分でしてくれたほうがいいですもんね。

最近は
飲み込みが心配になってきたので
様子をみつつ
調理の仕方も変えたほうがいいのかもしれません

介護食とは

介護食とは
かむ力や飲み込む力が弱くなっても
食べやすいように、工夫した食事のこと

食べにくくなると
食欲がなくなりますし

うまく飲み込めずに
気管に入り
「誤嚥」の可能性も

そのためには、

やわらかくする
食べやすい大きさ
とろみをつける

が大事

まとめ

・食事の見た目
盛り付けや彩などにも気をつけて
食欲をそそる工夫を

・レトルト食品を活用
全部をやらなきゃと思うのではなく
レトルトや宅配をうまく使っていくこと

レトルト食品においては、

スマイルケア食といって
農林水産省が制定した
介護食のマークがついている食品があります
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/seizo/kaigo.html

この表示をみながら
選んでいくとよさそうです

・高齢によって味覚や触覚が変わる
身体だけでなく
味覚も衰えてくるので、
比較的、はっきりとした味を好むようになるそうです。

みそ汁よりもカレー
肉じゃがよりは牛丼
といったところでしょうか

いつまでも
食事は楽しみたいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました